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2004/02/27(金)
チグリス、ユーフラテスと、拷問。

イラクは、深い!だってだよ、皆小学校のとき、習ったよ、チグリス、ユーフラテス文明の発祥地だよ。
ナツメヤシが何千年と、育ってきた台地。
右を見ると、チグリス川、牛、のどかな農村、左を見ると、米軍の戦車が走ってて、後ろ見ると子供達が楽しそうに焚き火してて、ふっと又見ると、ゴミが鬼のようにたまってて、
いろんな情報が一度に来る。

今日はジャーナリストの志葉さんと共に、アルバイザ地区に行ってきたよ。この地域はナツメヤシや、りんごの木がうっそうと繁る、ジャングルみたいな地区。
この地域は午後5時になると、米兵によって閉鎖されてしまうんだって!木の陰や、塀の影に、ゲリラが潜んでいるという事で、すごく警備が厳しい。
2月の上旬にも小さな爆発があって、犯人と米兵に目をつけられた住民がなんと100人も!逮捕されたんだって。
で、今日はその家族の人へのインタビューをしたんだ。
かなりのどかな農村なんだけど、なんかこの風景はベトナム戦争の時に見た町にも似ていて、おそらくアメリカはこのようなうっそうとした森にものすごく恐怖があるんだと思う。

あまり外国人のよりつかない場所なんだけど、実際、行って見たら怖いよう。
米兵の戦車や車が村中を周ってるし。
被害者の家族と方の御家に伺いました。
ラナさん(仮名)(女性、おそらく22歳ぐらい)は、まだ少女の面影を残したとってもチャーミングな女性。
あんまりかわいいから桃色ゲリラに誘いたくなちゃったよ。
でもその若さで、4児の母親。いったいいつから生み始めたんだーということはおいといて、彼女のご主人は今まさに逮捕されている。ある日いきなり、(爆発が近くにあった)という理由で米兵が家に乗り込み、殴るけるなどの暴行を行ったんだって。家には壊れたドアや、割れた窓の破片、絨毯への血痕なんかが生々しく残されていた。
旦那さんが拘束されている事について、どう思いますか?と聞くと、「tired」と一言。ただ、疲れてしまった・・と何度も言うんだよね。子供は2歳、4歳、1歳、0歳(何人連続して生んでるんだ!ということはおいといて。)お母さんとしても、とても大変な時期で、自分でキセルを売って、暮らしているんだって。なんだか年も近いし、他人事とは思われなかった。でも、とっても強い。私がおろおろしていると、でも、私には希望がある。というんだよね。
イラクの人たちはとてもうたれ強い。
生命力があるのです。

帰り道みた、チグリス川と共に。

雄大な歴史のなかで、今、どんな時代なんだろう。

近代の政治的な問題だけにとらわれす、良い絵を探そう。
おそらくこの地はさまざまな文明の発祥地であるのだから。
何か我々が忘れている素敵な事を、思い出すような、
自分のルーツを思い出すような、いい絵があると思うんだ。遠回りかもしれないけれど、世界の流れを自然に、変えられるような、有機的な、展覧会を、作ろう。それが、
今日のラナさんの声に対する、一つの
解決法になるんだ。

れな


2004/02/27(金)

ムスタファ君とかいた絵だよ!


2004/02/27(金)

せっかくのムスタファ君、写真が小さい!


2004/02/27(金)
ムスタファ君と、キス!

今日2月25日(水)バクダッド中心部にあるセントラル病院に行って来ました。
PEACE ONのプロジェクトで、相澤さん が購入した抗ガン剤を届けるのに同行しました。
、JVCの原さん、ジャーナリストの志葉さん、PEACE ON現地スタッフ サラマットと共に行きました。

セントラル病院は、いろんな問題を抱えているみたい。
まず入り口入るときのセキュリティーがめちゃくちゃ厳しい!いろいろなNGOや、ジャーナリストが何度も訪れたので、仕事に支障が出ているんだって。
私も志葉さんにカメラを回してもらってたんだけど、なんとか原さんにお願いして入れてもらったんだ。
ドクターJaffarさんはこういいました。
「いろいろな薬や、支援を本当にありがとう。もし出来たら、日本から有能な医者が一人来ていただけないだろうか。
どうしてもこの病院は古く、設備もない。経費もない。私の月給がいくらだと思いますか?400ドルです。それでは、出来ないのです。
新しい技術が、医者にも必要です。」

セントラル病院は予想を裏切るほど 汚い!掃除、しろよー!!!と叫びたくなります。
入り口も埃だらけだし、窓からゴミがどかどか捨てられているし。改装中といえども、いくらなんでもひどい!
食べ終わったお皿がそのままだし。掃除の出来ない女、私が言うんだから、それは相当よ。
うちのアトリエの15倍ぐらいひどい!
まず、薬ももちろんだが、生活環境を自分の手から、変えていかなくては!
特に白血病の子供達はは免疫が落ちているし、感染症にかかりやすいのです。
無菌室を作るための経費を他国のNGOに頼る前に、ベッドの周りぐらい綺麗にしてやれよ!
おとうちゃんやおかあちゃんも、掃除は、ハウスキーパーがやるから大丈夫!っていってるけど、まず自分の病棟からでも
雑巾がけ、しろよ!それじゃいくら薬を飲んでも、変わらないじゃないか!!!
と怒りがこみ上げてきましたよ。
初めて行ってあれだけどさ。

劣化ウラン弾の被害と言われている、白血病患者の子供達の病棟にも行ってきましたよ。みんな痩せてて、あまりに切なくなってしまって、
「かわいそうな子供」に対するようにしか接する事が出来ない自分がもどかしかった。
でもムスタファ君と言う8歳の男の子が、絵が好きだというので、一緒に共同制作をしたの。
そしたらさ、最初、ムスタファ君がさーあれだよ、銃と戦車と軍用ヘリとイラク国旗の絵を描くのよ。
しかも、かなり、うまいんだよ。彼はかっこいいーという気持ちも込めて描いているんだよ。
でもさ、8歳の男の子がプラモデルの絵を描くように、戦車の絵を描くの。
実際イラクでは戦車のおもちゃとか、拳銃のおもちゃとか一杯あるの。
彼の心の中に、戦争が、普通ににあるんだよ。その現実を私、受け取るのが苦しかったよ。
ああ母として、悲しかったよ。
ムスタファ君のお父さんは、彼のこと、とっても大事に思ってると言う事感じたけれど、
親の愛だけでは、拭いきれない、彼自身気づかない内面の荒廃がそこにあるの。それは社会が作ったんだ。
そして、いつかそうやって戦争を身近に過ごしてきた子達が、大きくなって、人を殺すことに躊躇なく向かってしまうのではないか?
戦争が、次世代のゲリラを生むのではないか?
でもね、そんな私を見ながら、ムスタファ君は、次の一枚を描き始めたんだ。
[Girl]を描くんだ、って、女の子の絵を描くの。そして私と共に、女の子と男の子の絵を描いた。二人が手をつないでる。
やさしい絵。おそらく私が悲しく思っているのを感じて、気を使ってくれたんだ。
彼は「かわいそうな被害者」ではなく、「人」なんだ。
最後は、シャイなムスタファ君、チュ!とキスをしてくれました。
彼はここ何年か、ずっと闘病生活をしている。

晴れた日に 好きな人と、手をつないで、デートするのは、本当に、本当に素敵な事だ。



2004/02/23
ハジムさんを描いたよ。

またもやハジムさんの御家に伺う。
ハジムさんとアンマンの風景を書く予定だったが、あまりの寒さに断念。
お家の中で、ハジムさんの顔を書くことになった。
写真だと簡単そうに見えるかもしれないけど、大体4時から、8時半ぐらいまで、4時間半かけて描いた、傑作だよ。
その後牛肉の丸煮込みをたらふくご馳走になりました。

書いている間、小さくかわいい魔女みたいなハジムさんのお母さまが、「あなたの手は神様に守られているわよ」と言ってくれた。
お母様とお姉さんは勘が鋭く、タロット占い師みたいな所があるんだ。

宮下くんという長崎出身のカメラマンの方に、写真をとってもらったの。
宮下君は英語が喋れなくて、照れ屋だけれど、とても心の優しい仁義の人。
皆でビールを飲んでいたらなんだか眠くなって、そのままソファでごろり・・起きたら隣のソファ(離れてるけど)にハジムさんも寝ていて、もう朝の6時!!急いでファラホテルに帰ったのでした。遊んでばかりのようだが、イラクアートプロジェクトは、ここが大事!日本にいるときにいつの間にかいろいろなアーティストと友達になったように、交友を深めなくては!早朝のアンマンは美しく、空が広かった。
昨日の夜は風と雨だったので、空気が澄んでいました。
こんな気持ちいい朝帰りをしたのは、いつ振りでせう。
宮下君と、歩いて、ホテルに帰り、お詫びにヤッチに朝ごはんを買って行ったよ。では。

後記・・

次の日、ハジムさんがHOTMAILが使えなくなったと言うので、
もう一度バクダッド出発直前にハジムさんのお家を訪れる。
そしたら机中、アトリエ中に、新しいドローイングと、描くのを止めていた、イラク戦争後のイラクをテーマにしていた絵が描かれていたの。
どうなるか本当になのしみ!!!
バクダッドから帰ったら、是非見せてくださいね、ハジム!


2004/02/22(日)
今日はこれからハジムさんのところで絵を描いてくるのだ。
今インターネットカフェにいるんだけど隣のおっちゃんがテレビを見ろ!という。イスラエルで今日の朝暴動があったそう。
世界中のあらゆるところで紛争が起こっている。

今あなたの隣で、起こっている。

今晩は、バグダッドに向かう。

私は何を感じるだろう。


2004/02/22(日)

再びアンマンからレナです。
昨日ハジムさんと撮った写真を送ります。彼の絵はとっても繊細でかわいらしく、しかも現代という社会に対しとてもクリアーな視線を持っています。
フセイン政権下にイラクに居たハジムさんはこう言います。
「喋ると首を切られる、隣の人が密告をするかもしれない。
そんな状況で人は絵を書けない。それは芸術にとって危機である。ある意味今後のイラクには希望が持てる。しかしそれはイラク人がイラク人自身の力ですることなのだ。アメリカはすぐ出て行かなくてはいけない。今回の戦争で、私たちの国はあらゆる芸術品を奪われてしまった。民間による略奪で、そして、爆撃によって。それはイラク国内だけではなく世界中の人にとって、大きな悲しみだ。あなたはもう、もしイラクの遺跡を研究したくとも、それを見ることが出来ない。私たちは大切な宝を無くしてしまったのだ。しかしわれわれは強い国民だ。決して諦めない。」
今後、世界中のアーティストを集めて、二度と戦争の無いような世界を作り上げるために、ネットワークを持とう。と彼は言う。

改めて思うが、このプロジェクトは面白いかもしれない!!!何故なら、芸術家は自分の国や、世界のことを深く考えているし、自分の絵とともに語るその言葉は道でインタビューをするよりずっと核心に近い。私たちは彼の言葉、そして彼の絵をそして彼の表情を見ることで 一人の人間が同じ時代に何を思うか、
感じることが出来る。

そして、心優しいハジム氏の優しい妹さん、お母様に、
おいしい夕ご飯をご馳走様でした!


2004/02/22(日)
MR hazim
hi!! THIS IS RENA
Now I am in ANMANN.
yesterday I meet MR hazim!

he is very nice person.
from 5;00pm TO 2:00am We talked many things.
It was grait night.
today, I will go to Hazim's house again.
and I will draw paint togerther.

see you soon.

tonight, I will go to BAGDAD by taxi.
see you soon.


2004/02/16(月)
今日から新宿で増山個展

今日から新宿で増山麗奈個展「RENA NO WAR]を行います。
約1ヶ月です。個展の間ですが私は2月20日からヨルダンに行ってきます。イラク人のアーティストとの交流、作品の買い付け、そして日本での個展を企画しています。3月6日の夜は、お帰りパーティー×最新イラクアート報告会を会場で行います。アメリカ人の女優ソネスのボディーペイントパフォーマンスもあります。是非お見逃しなく!

又、こちらのページで随時イラクアート報告を行いますのでお楽しみに。

2004/2/16(月)〜3/15(月)
Talking monkeyz 03-3355-7299
東京都新宿区新宿5-4-1QフラットビルB1F pm6時からam0時まで
★3月6日(土)午後7時から
増山麗奈 ヨルダンからお帰りパーティー
最新イラクアート情報 講演会 入場料1500円

詳しくはHPで!
http://www.gameni.org/renaart/
どちらもお酒を飲みながらアートを鑑賞できるギャラリーバーです。


2004/02/14(土)
増山でーす。
セイント!バレンタイン、!!
今日は一番好きな人と過ごしましょう。


2月14日は歌手の白井愛子さんのライブ、吉野繁(sax)×坂ノ下典正(G)のライブを個展会場で行います。

増山麗奈個展「RENA NO WAR!」 2004/2/2(月)〜2/14(土) 青山上海倶楽部 03-3486-1976
渋谷区渋谷2-3-2シグマAGビルB1 pm6時からam0時まで ★2月14日(土)午後7時から エンディングパーティー
入場料¥500 白井愛子ライブ  吉野繁(sax)×坂ノ下典正(G)のライブ 増山麗奈トークショー


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