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2004/03/15(月)
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展覧会コンセプトだよ
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書き下ろし!
LAN TO IRAQ イラク・アート・プロジェクト
ことの始まりは2003年。 「桃色ゲリラ」と名乗って、イラク戦争反対を周りのアーティスト達と訴えてきました。 私達が反対してきたイラク戦争の真実はどんなものなのか? どんな土地で起こっているのか?誰の上に爆弾は落ちているのだ? 漠然とした閉塞感の中、何とか現実感を取り戻したい。
2004年1月、個展会場で、あるテレビ局の人が言いました。 「来週からサマワに行くんだ。なんにせよ、今、イラクで 大きな歴史が動こうとしている。それをこの目で見てみたいんだ。」 そして、「れなも、イラクで、絵、描きに行けば?」 ・・・ただ自分の絵を描くだけじゃなく、イラクのアーティストたちの作品を見てみたい。 彼らといろいろなことを話してみたい。彼らの作品を日本に紹介したい・・・ それから思いはどんどん膨らみ、2月には本当にバクダッドへ行ってしまったのです!
2月後半、「桃色ゲリラ」スタッフである増山麗奈(画家・27歳)、白井愛子(歌手・27歳) 加藤敬事(元編集者・63歳)老人と若い女の子2人の奇妙な3人組は、バクダッドの地を踏みました。 目的は一つ!「面白いアートを探しに行く!」 おかしな出来事が毎日起こる、イラク・アートの旅はジェットコースターのようでした。 私達の予想を裏切るほど、バクダッドは元気でした。 戦火の中でも、アーティストは、絵を描いていました。 焼け跡の残る町の中でギャラリーは経営を続けていました。 彼らのエネルギーと覚悟は、今の日本にない力強さに満ちていました。 彼らはチグリス、ユーフラテスから続く、自分たちの長い文明の歴史に誇りを持ちながら、 フセイン政権、イラク戦争などの運命に翻弄されてきました。 しかし今、新しい歴史に向かって、それぞれの立場で、それぞれの思いで、仕事を続けています。 私達は「復興支援」をして”あげる”のではなく、逆にパワーをもらいました。 彼らが何を見て、何を感じ、何を表現しようとしているのか、 彼らの作品を見て、感じまくってください。
「LAN TO IRAQ」には2つの意味があります。 1)「LAN」=LOCAL AREA NETWORK インターネットと言う世界に無限に通じる媒体ではなく、 電話のプラグと、おうちのパソコンを繋ぐ、あのコードです。 国と国とが繋がるのではなく、人と人が、ローカルに繋がっていくという意味。
2)「LAN」=LOVE&ART NETWORK 愛と、アートで、世界を繋ごう!と言う意味。
今回のプロジェクトを行うにあたって、多くの方々の協力をいただきました。本当にありがとうございました。 協力) PEACE ON nagune
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